税・社会保障の生涯純負担、地域差が最大4000万円 東京1位、最少沖縄 所得再分配の実態映す :日本経済新聞:内閣府は14日、生涯を通じた税金や社会保険料の負担が社会保障の受益をどれだけ上回るかを示す「生涯純負担(1人当たり)」について、都道府県別の分析結果を初めてまとめた。純負担が最も大きい東京都と最少の沖縄県の差は約4000万円に達した。税負担には法人税も含んでいて、その分大きくなっているものの、社会保障を通じて、所得が比較的多い地域から少ない地域への再配分がなされている実態を示す。うすうすは気がついていたが、こんなに損しているとは知らなかった。可哀想な働き者のトウキョウ貧民達。
年代別の生涯損得を計算してどうだとかこうだというのが流行だが、東京都民の住宅環境は日本でも最悪。通勤事情も日本最悪。若い都民はイナカでは一人一台が当たり前のクルマすらもてない。そのくせ負担だけはきつい。老人は確実に死ぬので程なく解消される世代間損得問題よりも、永続する地域間損得問題の方がよほど重要ではないか。
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2 件のコメント:
一覧表で気がついたが、長野県の純負担額がとても多い(神奈川県より多い)。単に所得が高い県の負担額が増えると言うことではないのだ。長野県民には「自分のことは自分で責任を持つ」という心意気が残っているのだ。尊敬したな。
僕も朝、日経でその記事を見てびっくりしました。本当に分配・分配。そんなことばっかりに明け暮れてきた日本の政治の負の遺産だと思います。
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